真の孤高ここにあり「湯神くんには友達がいない」

この漫画、好きな人は好きで嫌いな人は果てしなく嫌いです。

「湯神くんには友達がいない」


こういうタイトルだと「陰キャが何故かハーレムになったりとかそういう話か?」と邪推してしまうのですが、そうではないです。主人公は野球部のキャプテンです、容姿も悪いわけではありません、でも友達はいません。その理由は主人公湯神くんの特異な性格にありました。

え?イヤだ。 ※コミックス1巻

湯神くんは独自の倫理観や理論を持っていてそれに従って行動します。なので普通の人とのコミュニケーションでよくトラブルになります、ですが本人はそれを気にしません。

自分を信じている湯神くん ※コミックス6巻

と、ここまで書くと「なんだこのサイコパス!?」「発達障害かこいつ!?」となりそうです。実際にそう思ってしまい「不気味な奴」という印象を持ってしまう方にはすすめられない話ですね。

自分の解釈は少し違っていて、というか作中でもそう表現されていますが、あくまで「湯神くんは湯神くんの正しいと思うこと、自分に益になること」をしているんですね。筋は通ってるし周りのことも無視しているというわけではありません。

あえて表現するとするなら、主人公は理系男子なんだと思います。メチャ理屈っぽい。

その理屈っぽい男子が周りの反応どこ吹く風と、飄々と立ち回るさまが面白い。散々好き勝手やってるはずなのにどこか憎めないところもいいですね。

そして大体そういう主人公はいろいろな人が関わりを持っていくことで成長、変化していき最後は人情を持った人間に変わっていきます。そこは流石湯神くん、全く変わっていきません。
とうとう13巻くらいになってやっとヒロインに対して思うところが出てきたくらいですね。これだけで話を追ってきた人にとっては感涙ものです。あの湯神くんも人の子だったと思えてきました。ただそれもどう着地するのか全く読めないです…

そんな先が気になるこの漫画、合う人には超おすすめです。

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