イタイ青春群像劇「さよなら、ハイスクール」の感想

kindle unlimited で無料だったので読んでみました。

「さよなら、ハイスクール」

内容は「主人公がスクールカースト底辺をひっくり返そうと、奮闘するが
意外な展開を見せていき……?」という感じです。

高校生にありがちな「やりきれない何か」をどうにか発散しようと
あがく、高校生の姿が描かれています。

漫画的な上手さは余り感じないんですが、ストーリーの絶妙な痛さ
気持ちよくて読み進めてしまいました。

失恋して、悔し涙を流すことを「青春の1ページ」にすることで気持ちよくなろうと
していると考える主人公、その考え自体が痛くて良い
※2巻P43より

そもそもスクールカーストをひっくり返す方法も分からないまま
勢いで上位の人間に告白したら付き合えて、でも相手も出来た高校生として安定した生活を送ることのつまらなさを解消するためだけに付き合っていた。

そんな展開のしょうもなさがこの漫画の魅力です。
最終巻3巻のラストシーンも非常にシュールです。

主人公が屋上から飛び降りるのを皆が追っていくシーン
※3巻より

そうはならんやろ…

上記のギャグみたいなシーンも含めて、全編絶妙なイタミを放つこの作品。
かつて高校生だった自分にも響く部分がありました。

気になる人は読んでみてください、2018/10/08 現在kindle unlimitedにて無料です。
全3巻でさらっと読めます。

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