超本格ロボット工学マンガ「アイアンバディ」

リアルなロボットものと言えばこれが一番好きかも。

「アイアンバディ」 (講談社 作者:左藤真通)

2足歩行型ロボット「ロビンソン」を作って、ロボティクスチャレンジに挑んでいく話です。

ちなみにこのチャレンジは本当に実在しています。

こんな感じのやつ

今となってはペッパーくんやアシモなども見られるようになり、
分かりやすいとこだと掃除機のルンバなんかが実用化された身近なロボットですかね。

そんな中2足歩行型ロボットでの登山を夢見る主人公の西村。

2足歩行のロボットは実用化が難しくあまりに先の話すぎて、単純にお金にならないそうです。どの国もおよびごしになる中、日本だけ少し進んでいるのはガンダムとかマジンガーとかのアニメの影響が大きいのは間違いないでしょう。

それだけ現時点では酔狂な作り物なんです、
なので投資したい人たちも不安になり市場はないのか尋ねますが

市場はこれから作っていくのだと断言する。※3話より

このマンガは主人公の持つ狂っているほどの熱があらゆるシーンから感じられるんですが、ここもその一つ。研究費がそこを突き、周りがついてこれなくなってもロボットにこだわる姿は怖いと思いつつもどこか惹かれます。

そして主人公のライバルはもっと現実的に手順を踏んで着実にロボットを作っていきます。

そんなよくある夢見がちな主人公と現実的なライバルの対比が、ロボット工学という現代でも扱いがカオスな分野においてとてもリアリティを持ってきます。

きっともう少し未来になるとたくさんのロボットが道端や職場にいるようになるでしょう。
そのおかげで我々は様々な恩恵を受けることになる、そうなるまでの過程にこのマンガに出てきたような男たちのドラマがある、そんな気がします。

全4巻であっさり読めます、ちょっと打ち切りっぽいバッサリ感もありますが…
アイアンバディ、おすすめです。