とうとう死にたがり卒業?「レイリ」5巻

アマゾンプライムで1巻無料で読めたので読んだら止まらなくなり

5巻まで買ってしまいました。

「レイリ」 5巻 原作:岩明均 漫画:室井大資 秋田書店

5巻では犬戻り猿戻りという狭い通路でレイリが一人で味方の軍勢が逃げるのを手助けします。その描写も静寂にして苛烈、馬の死体を盾に弓矢で鉄砲隊を排除したかと思えば、その後近づいてきた剣客も切り捨てる。

まるで岩明さんが書いてるような切れ味を感じますね、漫画を描いてる室井さんと相当綿密にコミニュケーションをとって書いてるように見えます。

原作と漫画を書く人がかみ合っている漫画は本当に面白いです。

「ダイの大冒険」の2人組とかそうですね、今は漫画の方が病気ガチということで「冒険王ビィト」がほぼ休止状態なのが残念ですがどちらの作品も非常に面白かったです。

レイリに話に戻しますと、高天神落城した後は少し落ち着きます。

しかし不安要素も多く、総大将の武田勝頼が立てようとする城も砂上の楼閣っぽい…

そんなに勝頼って無能だったの?と思ってwikiで調べてみると以下のように記載がありました
※読み飛ばしていいです

同時代では、上杉謙信や織田信長が書状において勝頼を武勇に優れた武将として評価していた。謙信は信長に対し、勝頼の武勇を警戒するよう注意している。信長は、家督相続当初は勝頼を軽く見ていたが、東美濃侵攻が始まるとその武勇を高く評価するように転じる。長篠合戦後は、もはや自分の驚異たり得ないと内外に豪語するようになるが、甲州征伐際に勝頼は最後は必ず決戦を挑んでくると警戒しており、信忠に何度も過渡の前進を諌めている。また『三河物語』によると、勝頼の首級と対面した信長は「日本にかくれなき弓取なれ共、運がつきさせ給いて、かくならせ給う物かなと御仰けり」と、勝頼は運がなかったと感想を漏らしたという。なお信長は、武田領国侵攻開始直後に越中において、勝頼が地の利を生かして信長父子を討ち取ったという虚報を流し、これを信じて蜂起した越中一向一揆を逆に鎮圧している。これは逆に言えば当時の人々にとって、勝頼は信長と決戦をして勝利することが可能な武将だと認識されていた事がわかる[15]

江戸時代初期に成立した『甲陽軍鑑』において勝頼は「強すぎる大将」と記され、慎重さに欠け跡部・長坂ら特定の家臣を寵愛し、武田家滅亡の原因を作ったとする評価が存在した。近世の武家社会では家を守り伝えるのは最も重要な徳目であり、家を滅ぼすの愚行の極みとする通念があった。現在にも通じる勝頼に対する低い評価は、『甲陽軍鑑』の記述とこの近世の武家の倫理規範が融合した結果だと考えられる[15]

これに対し、近代には山路愛山徳富蘇峰が評論において勝頼の再評価を試みた。戦後には上野晴朗『定本武田勝頼』(1978年)や平山優(「武田勝頼の再評価-勝頼はなぜ滅亡に追い込まれたのか-」『新府城の歴史学』(2001年)が勝頼の事跡を検討し、再評価を試みた。

wikipediaより

つまり、武将としては強かったけど武家の大将としてはよくなかったよねってことみたいです。現場で有能な人を管理職にあげても上手く回るわけじゃないってことですね。

サブ主人公である信勝の方が頼られてる部分もある始末、今回は話が通じない父の勝頼にやけ気味に進言するがクソガキと一蹴されて立ち去るシーンは侘しさを感じます。

その後の涙もいいですね、なんというか父を説き伏せられない自分が情けないとか、単純に子供として親に邪見に扱われてつらいとか、そういう不甲斐なさとか辛さがおりまじった涙でした。

そしてとうとうレイリが死にたがりをやめます

今まで自分を助けてくれた人に見せる顔がない、そして人の盾になりたいという願いも自分の命が惜しいからこそ本当に盾になれると気が付きます。

この言葉もこれまでの展開があるからこそ、軽い言葉ではないことが分かります。

惣三どのへの態度も少し変わってきていて、人間らしくなってきたレイリ。

これからも目が離せないです、レイリ本当に面白い!超おすすめです

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