「IT’S MY LIFE」を1-11まで全巻読んで見た感想

今回はもう一人の管理人kuroに本を借りて読んでみました。

「IT’S MY LIFE」 作者:成田芋虫 小学館

一言で言うと「普通」

こう特に特筆すべき盛り上がりや描写などはなく、淡々と描かれて終わったなという感じ。
最後もかなり駆け足展開でラストまでいったのでてっきり打ち切りなのかな?と思ったら最後に作者コメントで「書きたいことがかけた」とあったので、あれが望む展開と終わり方だったようです。

共感できないとこが多い

一番気になったのは「共感」が出来ないところが多かったところですね。主人公が家に執着してるのもその1つ。家って漠然としすぎてて、本編でも家具とか庭とか興味を持っていきますがどれかにしてくれた方が共感はしやすかったです。もっと簡単に「家庭」でもよかったと思います。最初はそういうことなのかと思ったら家具とかに異様に執着するのであくまで物質的な「家」にこだわりがあるんですよね…これは理解しにくい。

後親友のキャラも流石に気持ち悪いというか、主人公のことを心酔していて事あるごとに持ち上げて、あげくにはくっつこうとするのですが友情というよりはただのホモに見えました。流石に見苦しい、それとヒロインの姉キャラがくっつくんですけどそれもよくわからない。助けられたりはしてるシーンはありますけど、少なくともかっこよく見えたりする要素がないんですよ。仕事も不真面目で実力も中途半端、あげくの果てに完全にホモのレベルで男にすり寄るのを目の前で見せられて惹かれるのか?っていう。当然共感できません。

全体的にみて

全体を見ると途中までは「フーン」という感じで見てたのですが、最後の方は相当ぶっ飛ばしてるなというか置いてかれてる感がありました。目が滑ってよく読めてなかったのかもですが、そもそもなんで人格が分かれたのかな~そういうのしたくなくてオブリビオンしたのでは?とか、多分もう戻れなかったんだろうから、せめて…ってことでせっかく英雄にするために殺されたのに、アークティカが「一人で生きていっても意味ない」ってなってるのもうーん、アストレイさんがちょっと無様で可哀そうじゃない?って感じました。

そもそも過去編の3人に全然愛着がわきませんでした。薬と魔法で無感動にされてたやつが数日かそこらで心を開くようになって、思いの力か何か分からないけど魔法の封印もとけてってのがピンとこなかったです。もっと丁寧に描写してほしかったし話数もかけて良かった気がします。

後今考えたんですが、途中一緒に住み始めた2人の間に実は子供が出来ていて、その魂がいくつかに分かれた~とかってのがまだ説得力ないですか?

そう思うぐらい、最後の方は怒涛のご都合主義ラッシュでまとめられてました。特に道具屋のアイテムのやつはなんで蘇ったの…?あれはかなり拍子抜けでした。

なんというか昔あった雑誌の「ファンロード」とかに乗ってる漫画みたいだなーと思って見てました。そうだ、書いていて気が付いたんですが同人誌っぽい雰囲気がありますね。良い意味でも悪い意味でも好きに書いてるんだろうなと。この作品は連載元が「裏サンデー」というweb版のサンデーのようなものなのですが、web系作品に多い気がします。

これは完全憶測ですが、web系は編集が余り口出さないのだろうなという気がします。あるいは手が回らないのか分からないですが、とにかく雑誌よりも読み手に配慮がないなと感じます。

と一見ボロクソに言ってますが、基本的に普通でした。好きな人は好きな作風だと思います。

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