濃厚なラブコメと気になる新展開「スピーシーズドメイン」10巻の感想

俺が今一番好きなマンガです

「スピーシーズドメイン」
作者:野呂俊介 出版:秋田書店

約束された玉砕

恵良さんと雪華くんは完全に主人公2人を盛り立てる引き立て役でした。それでも2人のキャラが雑に扱われていたかと言うとそんなことなかった気がします。そしてそこが作者である野呂さんのいいところだな~と思います。

恵良さんは凄い可愛らしいキャラだけどどこかズレてます、そんなところが大機に合っていたんでしょうね。それにしても大機はもう少し感情的になってほしい、恵良さんが悲観的になってないので救われてますが、作中のキャラが指摘するように「いや、流石に…」と読んでいて感じてしまいます。察しがいいキャラじゃないのは分かるし、その後風森さんに注意されてふてくされてたところで感情が見えるのはいいんですが…

これだけ大機が人の情動に無関心というか、ぶっとんだ考えをしているのも何か理由が欲しいな~って気はしてきてます。発明のことからも特殊な存在であることは確かなので、話の本筋に絡んできたときになんとなく「人と共感できない理由」ってのは回収されるのかなと予想してます。

新キャラのジンくんと異世界交流

そんなのあったね、というぐらい忘れられてる取り換え子という設定がここに来てまた出てきました。そもそも亜人が普通にいる世界なので、異世界出身であるかどうかなんてさほど気にしてなかったんですが、ここに来て異世界からの留学生。風森さんも言っていましたが今更なんなんだって話ですよね。取り換え行為自体相当えぐいので、もし異世界側がやってるとしたら交流もクソもないレベルの外交問題ですが、こういう形で来るってことは少し違うのでしょう。実際に魔法も見せてくれて大機も興奮を隠せませんでした。そんなこんなでようやく10巻にきてタイトルを回収するべく展開が動いてきました。

そしてジンくんは確実に蛍樹とペアになるためにやってきた感じであざとい。

※63話より、メタ発言のようでいて、そうではない巧妙な語り口

しかも蛍樹の好みであるタイプが体格の小さい男の子…これは間違いないなと、メインのティ部メンバーで1人だけスポット当たらない形ですからね今は。これで新キャラのジン君と一緒になって掘り下げがなされるのでしょう、楽しみです。

読み返してみて思ったこと

ところでこの記事を書くにつれて1巻から軽く読み返したんですが、久しぶりに発明品でグダグダしたりしたりして、普通にコメディする回も見たくなってきました。最近はキャラたちの関係性が深まった結果ラブコメが多くなってきて…勿論それも大好きなんですがスピドメはなんといっても話のテンポと突っ込みの面白さがいいので、新展開でまたその辺が見られると嬉しいですね。

ただ、星を射抜いたりしてた時のスペクトラルな場面とか、ちょっとズレたシリアスも超好きなのでそこも期待したい。とかって書いてて気が付いたのは、俺はこのマンガがメッチャ好きで、何か書かれても楽しく見てるわってことでした。

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