全てが順調なのに不安しか感じない「社畜と少女の1800日」7巻の感想

全ての歯車がかみ合ってきてるはずなのに怖くて仕方ない。

社畜と少女の1800日
作者:板場広志 出版:芳文社

ハッピーエンドに向かっている…はず…

6巻までの感想でも書いてましたが、桐谷さんとくっつくことでなんとかユリちゃんを引き取りました。1人で引き取るのかと思ったけど、東根さんと夫婦設定にして引き取るそうです…実際に婚約してる証とか、最低でも一緒の世帯に住んでいる証明として住民票とか必要になりそうですけど、そこはなんとか根回しとかで上手いことやったみたい。

かくして、元のさやに戻ってユリちゃんと東根さんの仲良し暮らしが戻ってきました。今後1人暮らしするかどうかは少し揉めていますが、自分のやりたいことと向き合ういいきっかけになりました。少し考えて調理部に入るユリちゃん、部活の雰囲気もよく、さらに昔同じ中学だった男の子の浅岡くんとも同じ部になりました。高校生になったので早くバイト先を探したいところに、昔のお隣さんが務めている弁当やさんも出てきました。

さらにさらに、昔中学で悲しい別れをしてしまった同級生とも再開できました。いや~良いことばかりですよ!本当よかったよかった。

なんですが、不安が全くぬぐえないです。なんでしょうこれは…

不安の種

今までのことがあったからなんでしょうか、今の幸せ状態が「振り」にしか見えません。多分ユリちゃんはこれから1人暮らしとバイトを始めると思うんですが、バイト先にヤベー奴がいてストーカーされたりとか、1人暮らしの部屋に浅岡くんがよく来るようになって一夜の過ちから妊娠してしまったりだとか、もうそういう極大地雷が今か今かと待ち受けている気がしてならないです。

だってもう話の山と谷を作るとしたら、社畜側じゃなくて少女側に何かトラブルが起きないといけないんですよ。今までは不健全な状態で同棲していたり、先生と付き合ったりしてたから話に波が出来ていましたが、もうそこは大分落ち着いてます。そこで新しい人間関係てんこ盛りで、いくらでも行動していける女子高生の登場です。何もおきないはずがなく…

しかもたちが悪いことに、読んでいる俺自身それを望んでいる節があります。そう、このマンガに期待してるのは「リアリティのある苦労話」なんです。社畜と少女が同棲する上での苦労話を見たいんです。ですが、現段階で人間関係も極めて良好、社会的な背景も揃ってもう安定というところで訪れる「苦労」とはなんなのか。それは理不尽な事故から訪れる可能性があるなと想像してしまうんです。

どうしても胸クソ展開からのカタルシスを求めてしまう、幸せになってほしいのに…

これを防ぐためには、大きな謎であるユリちゃんの母親の話を出してまとめに入るしかないです。なので母親の話にそろそろ深く入ってほしい、間に合ってくれ。

ユリちゃんの恋心と1800日について

これはバッサリ切られていて、今回でダメ押しが入ったのですが元から目がないですからね。というか目があったら引き取れてないよっていう。東根さんがそういう目で見てないし、桐谷さんとくっつくのが規定路線な上にユリちゃんは年齢の割に物分かりがいいです。なので自分が抱く気持ちが叶わないものだと気が付いてますし我慢するでしょう。これに関してはもしかしたら、1800日後に叶うのか…?そうなるとしたら桐谷さんが車に引かれて…とかだと思いますが、いやそれは可哀そうすぎるから勘弁してほしい。

ふと気になって、会ってから1800日経つと年齢的にどれくらいなのか推察してみました。

14話の時点では中学2年生でした。とすると…

1800日がおよそ5年なので、丁度高校卒業までを描く話なのでしょう。うーんそれを考えると1人暮らしを始めない可能性があります。社畜と少女の1800日ですからね、一緒に暮らさないとイベントも少ないでしょうし、何より上で書いた「苦労」を高校生になって成長した少女と社畜という関係で描いてくれそうですからね。それに1800日たって、初めてお互い別々に暮らすという方がドラマティックな気がします。もしかしたら、万に1つ、最後ユリちゃんと結婚ENDで「社畜と少女だったけど、これからは夫婦としての1日目が始まるね」で終わる可能性もありますが、いや~流石に…そこはお父さんのままでいてほしいと願ってます。

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