展開がとにかく早くて面白い「ライドンキング」2巻の感想

無限に読んでられそうなマンガです。

「ライドンキング」2巻
作者:馬場康誌 出版:講談社

色々説得力が半端ない

異世界ものだと結構ご都合主義になってしまいがちです。世界観があって、ストーリーがあるというよりはストーリーのために世界観が決まってる感じですね。そうなるのも無理はないのですが、このマンガは展開に説得力があります。

2巻であったことなんて言ったら「奴隷同然の少年少女たちと生き残りの年配者たちを集めた村を作って、そこに守り神として神獣がついた」なんて話ですよ。結構ありがちな展開に見えますが、そこまでの過程がいいですよね。少年少女たちの背景が農村の口減らしで捨てられて、冒険者崩れになったとこを騙されたってとことか、狼の女王が滅んでるも同然の集落に子供連れてきたから、崇められて神性を得るとかなんか納得できる流れなんですよね。

ドラゴン投げようとして、潰されて、昔の稽古を思い出して体格が違う相手に対しては地面を使うことを思い出す。か~ら~の大地の加護ってのも無茶苦茶に見えてすんなり納得できるんですよね。しかも加護の内容が吹っ飛ばされないように重くなってるだけっぽいのも面白い、加護でチートじゃなくて、加護で重さ負けしなくなっただけで、技術で勝ってるっていう

リッチを倒してからの流れは結構突飛でしたが、とりあえず竜にライドンできる条件が揃ったというとこでしょうか。いきなり獣王になるのか…その後望みの加護を聞かれ、亡き妻のことだけを願うのもカッコよすぎます。自分の力で人生を切り開いてきたからこそ、なんでしょうね。

とにかく妙な説得力で納得させられるマンガ、ライドンキングです。

やっぱり動物たちが可愛い

とにかく皆可愛い、狼の女王も照れたり、子供たちの狩りをハラハラしてみてたりと凄い人間臭くなってきていいですね。高い画力で凛々しい時はかっこいいもんだからギャップで猶更可愛く感じてきます。

また、ノリで出てきて即効で飼いならされた山の主(クマ)もかわいいですね。鳴き声が「マッマッ」「クマッ」「シャケグマッ」とかポケモンみたいな鳴き声を出してるのも面白いです。大統領のいつも乗ってるボッチがちょっとだけ嫉妬してたっぽいのもいいですね。確かにメインの乗り物はクマでもよさそう…でもクマは山に残って村を守っていくでしょうから、とりあえず破局は免れそう。

展開が本当にマッハ

面白い生物にライドンするため大統領が活躍するマンガだと思うんですが。気が付いたら獣王ですよ。腐ってましたがもう竜に乗ったといえば乗りましたし、相当強くてでかいクマにものりました。この感じでいくと、空飛ぶ生き物に乗るのも時間の問題ですね…とにかく展開が早い。

「みたいな」という特殊な口癖を繰り返す魔法使いベルの隠し事も出てきました。最後に出てきたのは武器庫ですかね、バリスタと馬車もありましたが基本武器がたくさんありました。こんなもの持ってることといい、良いとこの子どもで襲われて家を追われてから冒険者になったみたいなルートでしょうか。この辺りはもう少し勿体ぶって出してもよさそうなとこですが、ガンガン出してきますね。このテンポの良さが気持ちいい、毎回話が動いてるんですよね

村を作ったのも2巻で、開拓していったのも2巻で、襲われて壊滅寸前になってるのも2巻ってのは凄いです。…でも納得感はあるんですよね。助けた状況から村を復活させるしかなかったし、装備も防備も必要だったし、でも尾行されてたから襲われるのは仕方ないし、なので展開が早くても置いてけぼり感があまりない。話の作り方が上手いです。

このマンガは最後まで追いたいですね。ライドンキング、超おすすめです。

ニコニコ静画で1~3話+α読めます。

携帯からは ↓↓↓コチラのニコニコのアプリ経由で読むのがオススメです。