やっと島の秘密が明らかに 「地獄楽」6巻の感想

何故この島が出来たのか、てんせん様とは何なのか。
ようやく見えてきました。

「地獄楽」作者:賀来ゆうじ 出版:集英社

複雑な状況がまとまってきた

今までチラチラとしか見えなかった設定とかが、まとめて一気に説明された6巻でした。メンバーも合流して知識も共有されて、やっとまとまりましたね。読んでいても少しホッとしました。

その辺の化け物に関しては切っていけばいいですが、てんせん様とか道士とかは初見殺しですからね、事前知識持ってないとハメられて死ぬ可能性が高すぎます。ガビマルもチョウベエも初見でやられてますからね。それに頭数揃えてないと向こうのスタミナに負けます、なので集合はほぼ必須でした。

今までのてんせん無双については、1巻でぽこじゃかキャラが死んでいくのがあったので、ハラハラしながら読んでました。誰死んでもおかしくないから、緊張感が凄い。

実際てんせん様に何人かやられました。皆良いキャラでしたが…でも1巻の連中は置いといててんせん様と闘ったメンツの散り際は皆かっこよかったです。

ってかチョウベエ強くない?

最初はイキった悪ガキみたいな印象で、こんなのすぐ脱落でしょ?とか思ってたら持ち前の強靭な意思と適応力で気が付いたら作中トップクラスの力ですよ。珍しいキャラですよね…こんななりで弟思いの奴だし、相手ともつるみだしてもうこのキャラがどこまで成長していくのか分からないレベルです。ガビマルより下手したら主人公してる人物。

弟の方もやっと改心というか、過保護を受けてたのに気が付いて今一度強くなる決心を固めましたね。ぶっちゃけ大分遅い、遅すぎると思ってしまいますがまぁこれからに期待。面倒見ることになった剣龍が凄い良い奴で、弟が決心を固めたシーンも色々察してたのがいいですね。

剣龍は本当にこの物語の清涼剤です、一人だけリアクション派手にとってくれて、道理も結構分かってて言うことが一々真っ当です。目的も他の罪人と違って「偉業を成す」という方向なのも面白いです。彼だけは最後まで残ってほしいですね。

聖母佐切

不憫なメイを抱きしめてあげたり、尖ったナイフと化したガビマルに歩み寄ったり(最終的にはマウントをとりますが)とにかく面倒見のいい佐切お母さん。皮肉っぽいユズリハに対しても手を握り、まっすぐ向き合う姿勢を見せて照れさせるなど、強キャラ加減を今回はまざまざと見せつけられました。

ここ好き(第49話より)

ちなみにユズリハは佐切に対して媚を売っていて、それを佐切側も察してはいるのですが、ユズリハ自身も「こいつなら裏切らないでしょ」って信頼してるところもあるかもしれません。

そういえば3巻でもお風呂の入り方が雑なガビマルと、使い方が分かっていないメイに対してお世話してあげたりしましたね。佐切は殺伐としたこの島において非常に貴重な存在です。

それにしても島で絡め手を使ってくる存在がいなくて本当によかったなと。こういう仲間思いのキャラは変身した相手に騙されて…みたいなのに弱いですからね。ただ今はタオがある程度感じられたりするのであれば察せられそうかな?

大分大詰めを迎えてきた…?と思ったら

また新しい浅エ門が島にやってきました。これはジャンプ+の方で読んでいる方は知っているかもですが、まぁ結構なクセ者が来るんですよ。一応生き残りが集合して、大分おおざっぱですが対策らしいものも立てて、さぁ立ち向かうぞってところにまた新しい勢力ですからね。

いつも何かしら話が動き続けて、予測できないのが面白いです。

地獄楽、まだまだ楽しく読んでいられそうです。

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