「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」13巻の感想

チャレンジャブルな1冊になりましたね、いい意味で言葉が余りない、シーンだけで訴える13巻となりました。

「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」13巻 作者:長田悠幸 町田一八 出版:スクウェア・エニックス


とうとうブラックバスの出番が終わり、主人公たちの番。1曲目の「STORY」では周りと違いなんとなく入ってしまっていた自分に葛藤を感じるプリンスが、曲の中であらゆるメンバーの良い所を引き出し、演奏中もメンバーの各パートに自分も絡んでいくという演出。これには以前「サポートメンバーでしょ?」と言った人も正に脱帽、よかったねプリンス

2曲目が「Purple Haze」当然ヘンなおじさんからしたら思い入れのある曲、つい主人公とシンクロしてしまいますが、もうこの手にギターを持てないことを改めて自覚してしまったのか、少し物寂しい雰囲気に。しかし、改めてソロも見事に引き切ったSHIORIをどこかうらやましそうに見つめるヘンなおじさん。

3曲は「デイ・ドリーム・ビリーバー」これ自分は知らなかったので、調べて出てきたyoutubeの映像を見ながら読んでました。こう歌詞がガツンと出てくるライブシーンはカッコイイですね、これ言ったら元も子もないですが、やはりリアルにある曲だとイメージがしやすくてノレます。

4曲目は「JACK in!」1巻からずっと続いてる「腕を斜めに突き出す、謎のライダーポーズ」が超決まってますね。観客もノって同じポーズしてくれてるのがなんだか読んでるこっちも嬉しくなりました。そして圧倒的画力…無数のシールドプラグが見てくれている人皆に刺さっていく演出は、曲名も合わさって熱くなりましたね。

ここまでほぼセリフなし、ひたすらライブのシーンだけ続くんですが読後感が気持ちよかったです。セリフがないって超難しいと思うんですけど音楽に関するマンガだと、それをどれほど上手く見せるかが大事になってきますが、とてもよかったです。

しかし、これ主人公のチームが絶対勝つんだろうなと思うと、ブラックバスが…彼らの今後もフォローが入ってくれると嬉しいと思ってます。

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