格闘部分だけでも魅せられるマンガ「はぐれアイドル地獄変」感想

きっと本人はバキみたいなのを書きたいのでは…?と思える作品です。

「はぐれアイドル地獄変」
著者:高遠るい 出版:日本文芸社

一肌脱ぎます、戦います!! 芸能界の生き残りを賭けて戦うセクシーアイドル伝説、ここに開幕!! 己の肉体を武器に、沖縄少女はどこまでセクシーバイオレンスになれるのか!?笑いあり、お下品満載で贈る超問題作!!

※amazonから1巻の紹介抜粋

色々と問題作です。セクシー路線でやりたいのかと思いきや、2019/11/10現在最新刊の9巻ではほぼ全編が格闘大会の描写です。それだけでも、いやむしろ今はそっちの展開の方がみたいというほど綿密な描写、かつ読めない上にワクワクする展開で目が離せません。

元々グラドルの主人公が業界界隈で苦労するのを面白おかしく描写される、というのを見るマンガだったはずなんですが気が付けば王道格闘マンガになってきています。

今主人公が苦労してきた無名時代を終えて、既に有名アイドルになってしまって、もう実質成功してしまっているのが問題な気がします。元のアイドル路線の話に戻すのであれば強引に失墜させる…とかでしょうか。

とは言え、自分は今の格闘マンガ路線が普通に楽しみなので、そっちをどんどんやってほしいというのが本音です。たまに入るアイドル話や下品路線がいいアクセントになってほどよくカオスに仕上がっているのがこのマンガの特徴ですね。

「バキ」は勿論「ケンガンアシュラ」でもありました。色んなマンガで見る異種格闘技トーナメント…どうしてこうも面白いのか。男の自分としてはどうしても響く部分があります。

やはりどこかで、こういう気持ちがあるのでしょうか

そういえば、大会編では中国拳法やカポエラ、テコンドーやコマンドサンボあたりのお決まりは全て出てきて嬉しい限りだったんですが、一つだけ初めて聞く格闘技がありました。それが「ダンベ」です。

ダンベ(Dambe)とは、ナイジェリア・ハウサ人の間に伝わる打撃系格闘技。
歩幅を広くして腰を低く落とし、左手を高く上げ、右手を腰に構える左手と右手とは「盾」と「槍」に例えられ、左手で防御や牽制をしつつ、右拳で攻撃する。拳には布や縄を巻き、粘着性の樹脂にガラス片が入ったものに拳を浸す者もいる。左足には鎖を巻き、攻撃、防御の両方に使う

※wikipediaより

ナイジェリアの格闘技らしいのですが、時間制限なしの殴り合いで相当やべーやつだなと思いました。こういう新しい雑学を得ることが出来るのもマンガの良さの一つですね。

しかしダンベは勿論、サバット、クラヴマガのような余りマンガでも見ない格闘技まで入ってるのは凄いです。著者の格闘技愛を感じる部分ですね。

そのうち格闘技だけのマンガも書いてほしいです、よろしくお願いします。

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