先生の存在が先生すぎる、異色の主人公で進む物語「異世界失格」

恥の多い生涯を送って来ました、というのにふさわしいと思える主人公です。

というかタイトルから察することが出来るように、あの太〇治が異世界に転生したという内容です。こんなの面白いに決まってる、ずるい。

異世界失格
作者:原作/野田 宏 作画/若松卓宏

男はその夜、玉川上水へやって来た。
愛する人と共に、この世界へ別れを告げるため。
だが、そこへトラックがやって来て――
とある文豪の恥の多い第2の生涯が始まる。

死にたがり作家の異世界転移冒険譚、ここに開幕。

とりあえず絵が上手すぎてやばい、キャラクターや背景なども全部綺麗に書かれているので物凄い読みやすいです。異世界ものはどうしても絵のクオリティが気になってしまうことが多いので、これは嬉しい。

そして、よく見たらあの怪作「人魚姫のごめんねごはん」を書いていた2人でした。

ちなみにこっちの作品も記事にしたことがあります。
過激でコミカルな共食いマンガもそろそろ最終回「人魚姫のごめんねごはん」感想

話を戻しますと、ストーリーも斬新です。主人公の太〇は異世界に転生しますが、チートを持っていません。それなのに何故か生き残り、終始強キャラの匂いを放ちます。普通そんな展開だったらいわゆる「ご都合主義」に見えます。ただこの話だと「先生だからいいか」というように感じられるのがいいですね。

異世界にチートなしで連れてくるなら、やっぱり過去の偉人がぴったりです。現代人の勝手な想像でふくらまされているので、結構無茶苦茶でも〇〇ならやるかも…で済まされます。そういう意味だとスマホゲームで何百億と稼ぎ出す怪物ゲーム「FGO」もそのロジックを使っていると言えます。

Fate/Grand Order』(フェイト・グランドオーダー)は、ゲームブランドTYPE-MOONによるゲーム作品『Fate/stay night』を元として製作されているスマートフォン専用ロールプレイングゲーム。略称は「Fate/GO」もしくは「FGO」

そして先生はあまりにも先生なので、終始死のうとしています。日常的に眠剤をラムネのようにぽりぽりとかじり、モンスター相手でも死を望んでいるためか全く恐怖しません。さらに気が付いたら元々一緒に心中しようとした相手を探して、異世界を歩きまわるという、とんちきな理由で進んでいきます。

ですが、実際にいた太〇も薬中になったり自殺未遂繰り返したりする相当やべー奴なので、これぐらい誇張されても特におかしく感じません。むしろ安心できるまである。先生の所業についてはwikiを参照

現実にいてもファンキーだったやつを異世界に持ってくれば面白い理論はありそう。

思えば異世界もので面白い作品っていつも常道からは外れています。「ライドンキング」「異世界おじさん」などがあげられますが、これもその一つに入るくらい常道から外れた面白作品です。超おすすめです。

まだ現在では1巻が出ていません。WEBで一部が読めます。

やわらかスピリッツ「異世界失格」

ニコニコ静画「異世界失格」

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