Twitterで伝説となった4コママンガ「100日後に死ぬワニ」の感想

100日続いたコンテンツもついに終焉を迎えました。

「100日後に死ぬワニ」
著者:きくちゆうき

正にインターネット時代のコンテンツっていう感じでしたね。作品自体は新聞に載ってそうな、なんでもない4コマ漫画なんですけども、いつ死ぬか分かってるだけで受け取り方が全然違ってくる、というものでした。

内容はあくまで日常もの、本当にただただ日々が流れていくのに対して、死のカウントダウンがされているだけで、内容ではなく【見る側の受け取り方】が違ってくるのが非常に面白かったです。

毎日更新されるワニの日常に、自分を重ね合わせて「何気ない1日も大事な1日、ちゃんと生きていこう」と思う人もいれば「どうやって死ぬのか」を真面目に想像して、それまでの展開を踏まえて考察したりなどする人もいました。

誰がどう感じているのかも巻き込んだ作品、単体で見るよりもリアルタイムで追いかけて皆と一緒に見れたという体験こそに意味があるものでした。

そういう意味でいうと、かつて2chで流行った【電車男】 あるいは同人ゲームとしては異例の売り上げを作り出した【ひぐらしのなく頃に】がイメージされますね。

電車男』(でんしゃおとこ)は、インターネットの電子掲示板である2ちゃんねるへの書き込みを基にしたラブストーリー(恋愛小説)。名称は、投稿した人物のハンドルネームに由来する。ネットで生まれた感動の物語として単行本化されてベストセラーになり、漫画・映画・テレビドラマ・舞台にもなる。ネット発の純愛ストーリーとして世間でも話題を得た。

参考:wikipedia

【ひぐらしのなく頃に】

本作品は昔ながらの村社会の様相を残す村落で発生した連続怪死・失踪事件の顛末を描いた連作式のミステリーである。表現媒体としてサウンドノベル形式を採用しているが、ストーリー展開に影響を与える選択肢は存在しない。「出題編」「解答編」の各4編が2002年夏から2006年夏のコミックマーケットで発表された。後にこれを原作として商業作品化され、メディアミックス展開も盛んに行われた。

参考:wikipedia

そして炎上したことも、ある意味ではネット文化のわびさびを感じます。

問題は100日目を迎えた直後に書籍化、グッズ化、映画化などの商業展開がはじまったことです。これは100日目直後にゲームセンターにグッズが出てきたりしてたので、既に30日目ぐらいから声はかかっていたみたいですね。

まさに現代という感じでしたがマーケティングを誤ってしまった形です。確かに早い方がいいでしょうが、死というデリケートなテーマを真剣に扱う上で、余韻を奪うようにはじまったビジネスに少し冷めてしまうのもやむなし。

これに関しては日本人はお金稼ぎを毛嫌いしてしまう傾向がある、とも言えますが明らかにマーケティングのミスでしょう。書籍化検討中!とかで抑えておけばよかったものを…

無料で全作品見れますので、一度見てみるといいかもしれません。

Twitterの反応と一緒に見るのが面白いと思います。
作者のツイッターよりもまとめ用アカウントの方が見やすいのでそちらを載せておきます。

100日後に死ぬワニRT垢

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