勝敗が全く読めない、激盛り上がる超人バトルマンガ「終末のワルキューレ」6巻の感想

神と人類の対戦、既に4戦目ですが1つとして勝敗が予想出来るものがなかった。
それは今回もです、マジでどっちが勝つんだろう…

「終末のワルキューレ」
原作:梅村真也 構成:フクイタクミ 作画:アジチカ

内容(wikipediaより)

人類滅亡を決めた神々と、それを覆そうとする戦乙女によって選出された人類の英傑たちによるバトル作品

いつも闘いがクライマックス

毎回激闘すぎて、メタ的な読みが出来ないこの作品。13番勝負らしいので、こんな勝負がまだまだ続くということです…楽しみで仕方ありません。

6巻では人類側、神側と両方の出自が語られました。ヘラクレスは正義をまっすぐ貫いた生き様。そしてジャックザリッパーは人が歪む過程をまざまざと魅せてくれました。

人類側に共感しちゃうやつ

しかし当然といえば当然か、どこか共感しやすいのは人類側の戦士です。ジャックのエピソードはサイコといえばそうなんですけど、悲劇であることも分かりますから。

そして人の感情が色で見えるというジャック、これは「共感覚」の一種ですね。リアルにこれを感じる知人がいるので非常に身近な話題でした。

【共感覚】

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。

※wikipediaより

ですがどこか神側は超越してます。人間出身の神であるヘラクレスも、どこか凡人離れしています。ポセイドンとかもそんな感じでしたね。

それに比べ人類側の3番目、佐々木小次郎とかめっちゃ人間くさかったですね。負けながら強くなる、相手をリスペクトするから強くなっていく、それが分かるから戦った相手皆が応援してくれる。内容的には5巻ですが、本当に最高のバトルでした。こんなに感動することは中々ない。

このマンガがよく出来てるのは、人類側を応援したくなるんですよ。人の歴史をなめるな!って大したことしてない凡人の自分でもそう思っちゃう。もしかしたらスマホゲーで大人気のFGOなんかもそうした理由こみで支持されてるのかもしれませんね。

ジャックという人類悪代表

これで初めて知ったんですが、ジャックザリッパーはある意味で仮想、ある意味で現実というロマンあふれるキャラクターなんですね。そりゃ色んな話で引っ張りだこなわけだ。

【ジャック・ザ・リッパー】

切り裂きジャック(きりさきジャック、英: Jack the Ripper、ジャック・ザ・リッパー)は、1888年にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件および犯人の通称。世界的に有名な未解決事件であり、現在でも犯人の正体についてはいくつもの説が唱えられている。

※wikipediaより

つまり、今でも誰なのかハッキリわかってない人物です。これが驚きました、流石に誰なのか分かってるか、完全に小説の中だけの空想の人物であると考えていました。でもそのハザマにいる人物なんです、ジャックは。そんな人物を誠実の化身に対してぶつけるワルキューレの根性が最高です。

人間は悪意と切っても切れないといっていいでしょう。ネットを泳いでいるとよくわかるのではないでしょうか。その悪意の権化が「人類代表」 なんとも皮肉ですが、これ以上納得できない人選なのも確かです。

そんなジャックが正義の化身に対して、どんな大立ち回りを見せるのか。それを見ることが出来るのが6巻です。

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