出オチかと思ったらファンタジー世界に一石を投じる作品になった「ドキュンサーガ」が面白い件について

読み始めた時は「いやーファンキーなマンガだなぁ…」と思いながら読んでいたのですが、気が付いたらのめりこんで一気に読んでしまいました。間違いなく、面白い。

「ドキュンサーガ」
いとまん(著)

概要

剣と魔法が幅をきかせていた時代。王様から魔王討伐を命じられた勇者モッコスは、世界の危機を救うため旅に出る。しかし勇者は少々ドキュンだった。

開幕からエグすぎる

主人公は第1話から王様を殴り、城の兵士を2人を魔法で焼死体に変えます。といったところから伝わる通り非常にファンキーでやんちゃな話です。描写も割と普通にエグいため、ちょっと耐性がない人が見ると苦しいかもしれません。

魔法の名前も結構アレで、もし商業誌になるとしたら修正しないといけない名前もありますね。特にラバーメンは流石に…

そして魔族側の四天王が出てくるのですが、当然のようにメチャクチャにされます。ここまでされると爽快感を超えて若干引くまでありますね、無双系にもほどがある。

このままあっという間に終わるかと思われましたが、魔王だけは格が違う様子。

流石に苦戦する勇者モッコスが激闘の末に知る真実は…?というのが導入です。

圧倒的な説得力を持つ世界観

魔王との戦闘後に知る真実が凄い。まさかここまでファンタジー世界を説明しきってくるとは思いませんでした。最初のムチャクチャはなんだったんだと言わんばかりのシリアス展開のオンパレード、しかもそれが非常によく出来ています。完全に見入ってしまいました。

これに関しては是非読んで内容を知って欲しいです、ここで説明するのが勿体ないと思えるほど魅力的で説得力を持つ展開

ファンタジー世界について、なぜそんな世界になったのか説明する作品はたくさんあります。その説明が納得できるほど、その世界への没入度は高まるんですがこれはその点について最高レベルです。

ファンタジックな世界なんて非現実的なものです。ですがこうやって見せられると「そんなこともあるかもな」と思わされるんです。これは非常に凄いことです。

絵の「圧」が高い

モンスターとエグい系の描写が上手すぎる、特にモンスターに関しては「なんでそんなに描き込んでしまうの?」と心配になってしまうレベルです。病的なレベルの描き込みに「この人本当に異形が好きなんだろうな」と感じてました。

ふと作者のpixivを見てみたらやっぱりヤバイ絵をたくさん描いていらして「ですよね」と再認識しました。好きじゃないと書けないですよこんなの。

WEBで読める作品

作者本人のサイト、あるいはpixivで全話読めます。エグいのも多少見ることが出来るという人は是非読んでみてほしいです。超お勧めです。

また、商業作品も出しています。
こちらは能力バトル系のまんがです。3巻で完結済み、こっちも面白いです。

【あらすじ】

四季賞出身の異才が描く、能力バトルロワイヤル!! ごく普通のコンビニ店員・安田敦は、高熱で寝込んだのちに手を触れずにモノを動かせる能力を身につける。ナゾのグループから襲われたところを助けられた、暮井と名乗る発症者と共同生活をすることに。その後、目的もわからぬまま暮井と他の発症者たちと発症者犯罪対策部――通称・発対内部に潜入した安田は、暮井の裏切りにあって重症を負い、ひとり取り残された。

※amazon 紹介文より

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